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REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/10/12

    はじめまして、イエステーション博多店・箱崎店 ㈱コムハウスの角田と申します。

    ご相談ありがとうございます。「博多駅近くの築20年マンション」+「再開発エリア」という組み合わせは、今後の資産価値上昇が見込める非常に注目度の高い物件です。ただし、再開発が関わる場合の“売り時”は、タイミングを間違えると数百万円以上の差がつくこともあるため、慎重に見極めることが重要です。

    ■結論(現時点の方針)
    「再開発の完成前後〜ピーク時」に売るのがベストなことが多いですが、
    市場動向次第では「今売る」ことも十分選択肢に入ります。

    状況によって以下3つのパターンが考えられます:
    1. 【短期売却】再開発前の「期待感」が高まっている今すぐ売る
    ◎ 向いている人:
    引っ越しが早め(1年以内)に決まっている
    早くキャッシュ化したい
    周辺の中古価格がすでに上昇し始めている

    ・メリット:
    「今後もっと上がるかも」という期待値で買いたい人が集まる
    工事などの騒音・混雑が始まる前に売れる

    ・注意点:
    再開発が遅れたり、うまく進まなかった場合は“今売って正解”になる可能性もある
    今がピークではない可能性もある(情報収集がカギ)

    2. 【中期売却】再開発が「完成直前~直後」の時期に売る(ベストタイミングになりやすい)
    ◎ 向いている人:
    引っ越しが1〜3年後
    少しでも高く売りたい
    時間に余裕がある

    ・メリット:
    新施設・駅周辺が完成し、「価値が具体的に目に見える状態」になると価格が跳ねやすい
    「住環境・交通利便性が劇的に改善された」実感が出て、買い手の動きが活発に

    ・注意点:
    「完成してから時間が経つ」と、プレミア感が薄れるリスクがある
    売り出しタイミングを1年遅れるだけで価格が下がるケースもあるので見極めが必要

    3. 【長期保有】再開発後も周辺が人気エリア化し、資産価値が安定した後に売る
    ◎ 向いている人:
    引っ越しの予定がまだ不確か
    将来の賃貸運用や資産保有も検討している

    ・メリット:
    周辺の人気が定着すれば、「博多駅徒歩圏×再開発済み」という安定資産に
    相場が下がりにくく、賃貸に出す選択肢もあり

    ・注意点:
    築年数がどんどん進む(築25〜30年)と、売りづらくなる
    修繕積立金や維持費が重くなる前に出口戦略を立てる必要あり

    ■売却判断の材料として見るべき指標
    ・再開発の具体的なスケジュール:完成時期、再開発内容(商業施設、駅ビル、道路整備など)
    ・周辺の中古マンション価格の推移:同じ築年数・立地の物件の価格上昇傾向
    ・再開発で駅アクセスや環境がどう変わるか:地下鉄・JR整備、買い物環境、騒音問題など
    ・築年数と資産価値のバランス:築20年超えると下落しやすくなるため、築25年以内が一つの売却

    ■結論としてのおすすめ方針(2025年時点)
    現在(2025年)は、福岡・博多エリア全体で再開発が進行中&全国的にマンション価格が高止まりしている時期です。そのため:
    ・引っ越しが「1〜2年以内」にあるなら
     2026年中までの売却がおすすめ(今から売却戦略を立ててOK)
    ・引っ越しが「3年先以降」なら
     再開発の完成状況を見ながら、2027年前後に売却するのがベストの可能性

    ■ご希望あれば:
    周辺中古マンションの価格推移
    築20年の売却事例(博多エリア)なども調べて具体的にご案内できます。
    ご興味あれば、物件の詳細(丁目・最寄駅・広さ)など教えていただければ情報提供も可能です。

    以上、参考になれば幸いです。当社のホームページより、お気軽にご相談下さい!

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相談テンプレート

住み替えを検討しています。下記物件を売りたいのですが、いくらで売れるでしょうか。
直接◯◯さんに相談したいです。

所在地:品川区〇〇
築年数:15年
間取り:3LDK
専有面積:72㎡
階数/総階数:8階/20階建
管理費・修繕積立金:25,000円/月
現在この物件に住んでいます。

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