不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/12/16

    はじめまして、イエステーション ㈱コムハウスの角田と申します。

    結論から言うと、「必ずやめた方がいい」わけではありませんが、
    今の状況だと“慎重に比較すべきケース”です。

    サブリースは合う人・合わない人がはっきり分かれます。

    ・サブリースの実態(よくある誤解も含めて)
    メリット
    空室リスクがほぼなくなる
    借主がいなくても、サブリース会社から一定額が入る
    管理の手間がほぼゼロ
    募集・クレーム・修繕判断などを任せられる
    精神的に楽(特に本業が忙しい人には大きい)

    デメリット(重要)
    家賃が下がる
    相場より 10〜20%低い設定が一般的
    「家賃保証」は永続ではない
    数年ごとに「相場下落」を理由に減額交渉されることが多い
    解約しづらい(ココが最重要課題)
    オーナー側からの解約は制限が厳しい契約が多い
    借主を選べない(住民トラブルのリスク)

    今回のあなたの状況を整理すると
    プラス要素
    ✔ ローンなし(←これは大きな強み)
    ✔ 維持費だけで済んでいる
    ✔ 分譲マンション1室(流動性が高い)

    気になる点
    ✖ 半年間の空室経験があり不安
    ✖ 管理会社がサブリースを強く勧めている
    → 会社側の収益性が上がる提案である可能性も高い

    判断の軸はここです
    ① 「収益」重視か「安定」重視か
    収益最大化したい
     → 管理代行+通常賃貸の方が有利なことが多い

    多少減っても安定がいい
     → サブリースは選択肢になる

    ② 空室の理由は「物件」か「募集条件」か
    ここが非常に重要です。
    半年空いた理由が
    家賃が相場より高かった
    募集時期が悪かった
    写真・条件が弱かった
    → 改善余地あり=サブリース不要
    立地・築年数的にどうしても決まりにくい
    → サブリースの価値は上がる

    ③ 将来売却の可能性
    数年以内に売る可能性があるなら
    → サブリースは不利(解除条件がネックになりやすい)

    私の実務的なおすすめ
    いきなりサブリースにせず、
    まず:家賃を相場より少し下げて再募集
    管理会社を変える or 客付け力の強い会社に依頼
    3〜4か月様子を見る
    それでも決まらなければ、
    「期間限定サブリース(2年など)」「家賃減額条項の条件確認」
    をした上で検討、が安全です。

    管理会社に必ず確認すべき質問
    サブリース検討前に、以下は必須です。
    家賃減額は何年ごと・どんな条件で行われるか
    オーナーからの解約条件と違約金
    修繕費・原状回復費の負担区分
    サブリース終了後の再募集条件
    これに曖昧な回答が多い場合は要注意です。

    【まとめ】
    ローンなしの分譲1室なら、サブリースは「最終手段」寄り
    空室の原因分析をせずに入ると、後悔しやすい
    「楽さ」と「お金」のどちらを取るかが最大の判断軸だと思います。

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/12/11

    ご相談拝見致しました。

    悩ましいですよね、、、
    改めて、賃貸の貸し方について、それぞれの特徴を整理して見ます。


    【サブリースとは】
    管理会社が一度あなたから部屋を借り上げ、第三者に又貸しする仕組みです。

    あなたは、空室でも毎月一定の賃料が入るのが最大の特徴です。


    【サブリースのメリット】
    ・空室でも家賃収入が途切れない
    ・入退去やクレーム対応がすべて不要
    ・収入が毎月安定する
    ・精神的にかなりラク

    【サブリースのデメリット】
    ・家賃は相場より必ず下がる
    ・将来、賃料が一方的に下げられる可能性がある
    ・自分で借主を選べない
    ・途中解約が難しいケースが多い


    対して、、

    【普通借家(普通賃貸)】

    メリット
    ・売却しやすい(買主=実需・投資どちらも狙える)
    ・長期入居で安定収入
    ・相場に合わせて家賃の見直しが可能
    ・金融機関の評価が最も高い賃貸形態

    デメリット
    ・借主が強く、簡単に退去させられない
    ・売却時に「オーナーチェンジ前提」になることがある
    ・自己使用(将来住む等)への切替が難しい


    近い将来、売却も視野に入れるのであれば、、

    【定期借家】

    メリット
    ・賃貸契約期間終了=100%明渡し確定
    ・将来、
     「売却」「自己使用」「相続対策」へ確実に切り替え可
    ・短期・高値で貸せるケースもある
    ・資産の出口戦略が非常に立てやすい

    デメリット
    ・家賃は普通借家より下がることが多い
    ・借り手がやや限定される
    ・金融機関評価は普通借家より低め


    最後にそれぞれについている人の特徴をまとめて見ます。

    ■ 普通借家

    = いちばん儲かる可能性が高い
    • 家賃:高い
    • 売却:しやすい
    • 退去:させにくい

    → 資産価値と収益を最大化したい人


    ■ 定期借家

    = いちばん出口が自由
    • 家賃:やや安い
    • 売却:しやすい(時期を決められる)
    • 退去:確実

    → 将来、売る・使うと決めている人


    ■ サブリース

    = いちばんラク
    • 家賃:いちばん安い
    • 空室:ゼロ
    • 自由度:低い

    → 収益より安心を取りたい人


    以上、ご参考となれば幸いです。

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