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REAL ESTATE Q&A

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    田中 和彦

    株式会社コミュニティ・ラボ

    • 50代
    • 京都府
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/01/24

    ご両親の住宅ローンが残ったままの状態で、ご自身が住宅ローンを組んで家を購入してよいのかどうか——この不安はもっともです。ただ、必ずしもご両親の住宅ローン=自分が返すことになる、となるわけではありません。住宅ローンは本来、債務者個人のものであり、相続が発生した場合に限って、その債務も相続対象となります。

     しかしながら、現実には団体信用生命保険(いわゆる団信)に加入していれば、ご両親が亡くなった時点で保険金により住宅ローンは完済されます。つまり、多くのケースでは「相続時にはすでに債務は消滅している」ことになります。ご両親が団信に加入している限り、相続人がその残債を背負う事態にはなりにくいです。したがって、まず確認すべきは「ご両親がどのような条件でローンを組んでいるのか」です。

     一方で注意すべき例外もあります。たとえば、団信に加入していないケース(フラット35の任意加入や持病等で加入できなかったケース)や、告知義務違反・免責事項などで保険金が支払われないケース、あるいはご夫婦で連帯債務を組んでいて団信が片方にしかかかっていないケースなどです。さらに、生前に不動産の名義を変更したような場合、ローン契約の条件によっては金融機関から「期限の利益の喪失」を理由に一括返済を求められるおそれもあります。

    具体的なアドバイスとしては、以下となります。

    ・ご両親の住宅ローン契約書で団信加入の有無を確認
    ・連帯債務の場合、誰に団信がかかっているかを確認
    ・他に相続財産・負債がないかも把握しておく(相続放棄判断のため)

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