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REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/08/17

    奥林洋樹

    H.L.C不動産コンサルティング

    • 50代
    • 北海道
    • 男性
    • 専門家

    ご相談拝見しました。

    日銀の政策金利が17年ぶりに利上げされたことあり、短期プライムレートが上昇に転じています。予想では、今年の9月と来年の3月にも、それぞれ0.25%程度政策金利が引き上げられるとされていますから、住宅ローン金利も余談を許さない展開です。

    エコノミストによれば、長期的な視野で日本経済を見た場合、物価や賃金の伸び率などの成長率が拡大された場合、最終的には政策金利が2.75%程度まで上昇する可能性があるとされています。

    日本経済が拡大すれば、それに呼応して不動産の資産価値も増加しますが、現状はそれよりも利払い負担の増加率の方が高くなると予想されています。

    まだまだ予断を許さない状況ではありますが、住宅ローンは30年以上の長期的な借入です。したがって、可能な限り繰り上げ返済を行い負債額を圧縮していくのが良いでしょう。

    繰り上げ返済は、金利上昇による影響を軽減する有効な手段の一つです。 毎月の返済額を少し増やすだけでも、返済期間の短縮や総返済額の減少につながります。

    また、現在の金利水準と、今後の金利上昇の可能性を踏まえて、再度借り換えを検討することも一つの選択肢です。ただし、借り換えには手数料などがかかるため、メリット・デメリットを慎重に比較検討する必要があります。

    以上、参考になれば幸いです。

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