不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2026/04/08

    ご相談を拝見しました。

    「憧れ」と「資産性」という感情と理屈のぶつかり合いは、なかなか決着がつくものではありません。相談者様もお困りのこととお察しいたします。

    相談者様の肩を持つ意図はありませんが、ご主人が主張される「タワマンは今後資産価値が下がる」とのご意見と、相談者様の「今後も資産価値が高ます」とのご意見、いずれも正解とは言い難いものです。専門家の共通見解としては、タワーマンションの資産価値は2極化に進むとされているからです。

    駅直結や再開発エリアなどの一等地であれば、土地そのものの価値が高く、建物が老朽化した場合でも資産価値は底堅く推移していくと推察されます。一方で、駅から遠い物件や周辺に同グレードのタワマンが乱立している地域においては、極端ではないにせよやがて資産価値が下落する可能性があるのです。

    それ以外にも、長期修繕計画や管理組合の活動状況、利便性の高いサービスの有無やステータスなどによって資産価値も変動しますから、それらを総合的に勘案して物件を選択すれば、購入後極端に資産価値が目減りするような事態は回避できるでしょう。さらに言えば、タワマンに固執せず幅広い視野で物件を比較検討されることをお勧めします。

  • 私が回答します

    福島

    関計株式会社

    • 40代
    • 大阪府
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/04/08

    ご相談内容拝見いたしました。

    憧れのタワマンを全否定されてしまい、ショックですよね。

    結論から申し上げますと、タワマンの資産価値については「お二人の意見はどちらも正しく、今後は物件によって『二極化』が進む」というのが不動産業界の一般的な見方です。

    〇奥様の意見が正しい点(価値が維持・上昇する)
    圧倒的な好立地: 駅直結や都心の一等地など、代えがきかない立地の物件は今後も価値が落ちません。
    ステータス性: 素晴らしい眺望や充実した共有施設は、依然として高い需要があります。

    〇ご主人の意見が正しい点(価値が下落するリスクがある)
    将来の維持費の高騰: タワマンの大規模修繕は特殊で莫大な費用がかかるため、将来的に「修繕積立金」が大きく値上がりするリスクがあります。
    修繕金不足による値崩れ: 修繕計画が甘く資金不足に陥ると、買い手が住宅ローンを組めなくなり、一気に資産価値が下がります。

    〇今後の話し合いのポイント
    「タワマンは良い・悪い」という大きなテーマで議論すると、どうしても平行線になりがちです。
    今後は「気になっている具体的な物件」に絞って、不動産会社から「長期修繕計画」や「修繕積立金の現在の貯蓄状況」を出してもらいましょう。将来のリアルな維持費を数字で一緒に確認することで、ご主人の不安も整理され、建設的な話し合いができるはずです。

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/04/08

    正直にお伝えしますね。
    この話、タワマンが良いか悪いかの前に、少し論点がズレています。

    「資産価値が上がるかどうか」で住まいを選ぼうとしている時点で、“家を買う目的”が資産に寄り過ぎている状態です。

    もちろん不動産は資産ですし、価値は大事です。
    ただ、本来は「家族がどう暮らすか」が先で、「資産性」はその後についてくるものです。

    ここが逆転すると、判断を間違えやすくなります。

    タワマンの話に戻ると、ご主人の言っていることも、あなたの感覚も、どちらも一部正しいです。

    例えば、
    ・立地が良いタワマン→ 今後も需要は一定数あり、価値が維持・上昇する可能性はある

    一方で、
    ・管理費・修繕費は今後確実に上がる傾向
    ・戸数が多い分、売却時の競合も多い
    ・エレベーター問題など日常のストレス要素
    こういった現実もあります。

    つまり、「タワマン=上がる」でもなければ「タワマン=ダメ」でもない。

    すべてはその物件と、その人の使い方次第です。

    ただ一つ、はっきり言えるのは「資産になるかどうか」で住まいを選ぶと、ズレやすいということです。

    例えば、
    ・毎月の管理費・修繕費が高くて生活が圧迫される
    ・便利だけど落ち着かない生活になる
    ・家族の意見が合っていないまま進む

    こうなると、仮に資産価値が維持されたとしても暮らしとしては成功とは言えません。

    逆に、
    ・多少資産性は落ちても
    ・家族が納得して
    ・無理のない支払いで
    ・ストレスなく暮らせる
    こちらの方が結果的に満足度は高いケースが多いです。

    今回の本質は、タワマンが正しいかどうかではなく、ご夫婦で「何を優先するか」が揃っていないことです。

    ・住み心地を優先するのか
    ・資産性をどこまで重視するのか
    ・毎月の負担をどこまで許容するのか

    ここを一度ちゃんと話し合う方が先です。

    少し厳しい言い方をすると、不動産は“夢”も見せてくれますが、住んで3ヶ月もすればそれが日常になります。

    その日常が、
    ・満足できるものなのか
    ・無理が積み重なるものなのか
    ここで結果は大きく変わります。

    タワマンが悪いわけではありません。
    ただ、「憧れ」や「資産性」だけで選ぶものでもないというのが現実です。

    このテーマは物件選びの話に見えて、実は「どう暮らしたいか」を決める話です。

    ここが揃えば、タワマンを選ぶのか、別の選択にするのか、自然と答えは出てきます。

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直接◯◯さんに相談したいです。

所在地:品川区〇〇
築年数:15年
間取り:3LDK
専有面積:72㎡
階数/総階数:8階/20階建
管理費・修繕積立金:25,000円/月
現在この物件に住んでいます。

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