不動産購入のお悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/06/27

    猪熊茂男

    マンション管理士IS合同事務所

    • 70代
    • 東京都
    • 男性
    • 専門家

    新築のマンションは新耐震基準、すなわち、震度6強~7程度の揺れでも家屋が倒壊・崩壊しないことを基準としています。2000年に国交省の住宅性能評価制度という総合的な住宅の評価を行う制度が出来ましたので、その評価を確認することも考えられます。構造については、壁式構造は耐震性が高いといわれていますが、中低層のマンションに用いられるので、物件は限定されると思われます。いすれにせよ、1981年6月(建築確認取得時)以降のマンションであれば耐震基準は充たしていると考えてよいでしょう。
    また、中古マンションの耐震補強の有無は管理組合に履歴が残っています。住宅性能評価の有無も含め、不動産会社に確認を依頼すればわかると思います。

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/06/07

    金井 成孝

    不動産売却サポート関西株式会社

    • 30代
    • 大阪府
    • 男性
    • 不動産会社

    耐震性に優れたマンションを選ぶ際のポイントを説明いたします。

    まず、新耐震基準のマンションは、震度6強から7の地震に耐える設計がされています。この基準を満たしていることを確認するのが基本です。また、非常階段や避難用スロープなどの避難経路がしっかり確保されていることも重要かと思います。

    次に築年数が経ったマンションについては、耐震診断報告書を確認することが大切です。管理組合が実施している耐震診断の結果や、過去に行われた耐震補強工事の記録をチェックすると良いでしょう。

    また、築年数の浅いマンションでは免震構造や制震構造のマンション、住宅性能評価制度による耐震等級2以上を取得している点をポイントにして物件選びをするのも良いでしょう。

    これらのポイントを踏まえて、安心して暮らせるマンションを選んでください。

    少しでも物件選びの参考にして頂ければ幸いです。

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