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REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/11/28

    奥林洋樹

    H.L.C不動産コンサルティング

    • 50代
    • 北海道
    • 男性
    • 専門家

    ご質問を拝見しました。

    一般的な団体信用生命保険は、死亡及び高度障害時の場合に残りの住宅ローンが免除される保障です。金融機関によって異なりますが、最近では三大(癌・急性心筋梗塞・脳卒中)や八大(癌・急性心筋梗塞・脳卒中・糖尿病・高血圧疾患・慢性腎不全・慢性膵炎)保障の団信付き住宅ローンも多くなりました。

    三大、八大いずれにも「癌」は含まれていますが、これらの団信を利用する場合、金融機関によっては別途に加入が必要なケースや、金利が上がるケースもあるので注意が必要です。

    また、上皮内がんおよび皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚がんは対象とならず、かつ責任開始日前あるいは責任開始日からその日を含めて90日以内にがんと診断確定された場合にも対象とされない点には留意が必要です。さらに、申し込み日以前「癌」に罹患したことのある場合は利用できません。

    多少の違いはありますが、三大以上の団信保険付きローンを利用する場合には年齢条件(満18歳以上51歳未満など)が設けられています。

    基本的には告知書に基づき審査を行いますが、告知した内容によっては診断書の提出を求められるケースや、加入を断られる場合もあります。

    諸規定はありますが、癌であると確定診断された場合に住宅ローン残高は「0」となり、その後、生存しても住宅ローンの支払いは必要とされない有り難い保険です。

    申込み諸条件を確認され、積極的に利用されると良いでしょう。

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