不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/01/19

    奥林洋樹

    H.L.C不動産コンサルティング

    • 50代
    • 北海道
    • 男性
    • 専門家

    ご相談を拝見しました。

    質問に対し、一般的な見地からそれぞれお答えします。

    ◯反復継続とみなされる可能性について
    宅地建物取引業法における反復継続は、同一の行為を短期間で繰り返しかつそれが営利目的であった場合に、行政庁が個別に判断します。したがって、明確な基準は設けられていないのが現実ですが、本件の場合は一度限りの行為ですから反復継続とみなされる可能性は低いと判断されます。

    ◯契約規定に反する可能性
    住宅ローンの目的外利用であると指摘される可能性はありますが、厳密にいえば金銭消費貸借契約の内容によって判断は分かれます。売却活動を開始する前に予め、金融機関に売却が必要な理由について説明し理解を得ておく方が無難だと思われます。

    ◯信用情報について
    住宅ローンの延滞や債務整理がないのですから、信用情報には影響を及ぼしません。

    回答は以上ですが、あくまで譲渡益がでないとの前提です。譲渡益が出る場合には一度きりでも反復継続と見なさる場合もあります。あくまで一般論である点には留意が必要です。

    以上、お悩み解決の一助となれば幸いです。

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