不動産お悩み相談室
REAL ESTATE Q&A
- 売却
- 50代
- 男性
-
- エリア
- 北海道札幌市中央区
-
- 投稿日
- 2025/07/05
-
- 更新日
- 2025/07/06
- [2回答]
139 view
高齢の親名義マンションを売る手順は?
認知症の親の名義のままになっているマンションを処分したいのですが、後見人を立てる必要があると言われました。
家族間だけで進めることはできないのでしょうか?手続きの流れを知りたいです。
-
ご相談を拝見しました。認知機能が低下しても、必ず後見制度が必要とされるわけではありません。
しかしながら、事理弁識能力が著しく低下していると判断される場合には、売買に関与する不動産業者や登記手続きを担う司法書士は業務を受任しません。そのため、必然的に後見制度の利用が必要となります。
判断能力が不十分な状態であれば「任意後見制度」は選択できませんので、法定後見制度の一択となります。
法定後見制度の利用方法や必要書類については、裁判所のホームページに記載されていますのでそちらをご確認ください。申し立てが難しいと思われる場合には、弁護士に相談されることをお勧めします。
また、後見人は必ずしも親族から専任されるわけではない点に留意が必要です。候補者以外の弁護士、司法書士などが専任される場合もあり、その決定に対し、親族は不服の申し立てをできません。
さらに、親族が後見人に専任されたとしても、親御様名義のマンションを処分する際には家庭裁判所の許可が必要です。家庭裁判所は、売却の必要性や本人の生活状況、売却条件、売却代金の保管方法などの要素を判断材料としますので、許可が得られるとは限らない点に注意が必要です。
どなたから後見制度の利用を推奨されたのかは記載されていませんが、外形的に事理弁式能力が著しく欠けていると判断し助言したのでしょう。そのような状態である以上、家族だけで売買手続きを行うことはできません。
以下の記事もよく読まれています
-
30代 その他回答
- 売却
-
- エリア
- 東京都練馬区
-
- 投稿日
- 2024/10/09
- [4回答]
868 view
媒介業者の調査不足で、騒音がある部屋を購入してしまいました
初めて投稿致します。 媒介業者の「不手際」をどこまで追求できるのか、ご見解をお伺いしたいです。 このほど都内の中古マンションを購入しました。 「物件状況等報告書」には騒音なし、となっていましたが、入居してみると、実際は上の階の生活音が非常によく聞こえる部屋でした。歩く音、椅子をひきずる音、携帯の振動音など。数カ月経ちますがここで過ごす時間が苦痛で、売却しようか迷っています。 媒介業者側に問い合わせると、物件状況等報告書は売主からの申告ベースなので、自分たちは責任を負う範囲ではないとのこと。 それはそうかもしれませんが、仲介業者が物件の状況をよく調査し中立的な判断をする機能をもたなければ、買い主が全てのリスクを負うことになります。この回答をとても不満に思っています。 特に騒音や臭いは個人の感覚なので推し量ることは難しい項目です。ただこの物件は天井を取ったリフォームを施したことで上階の音は下階に伝わりやすい状態でした。ただ、その事実を売主は媒介業者に申告しておりませんでした。 また、媒介業者は物件を管理する管理会社に事前調査としてトラブルがないか問い合わせし「トラブルなし」と回答を得たそうですが、管理会社の担当者に改めて聞いてみると「このマンションは常に騒音トラブルがあるが、それ以外はない」と内容が違いました。媒介業者の担当者の調査不足が垣間見える結果でした。 媒介業者が正確に詳しく物件情報の把握をしており、売主の記入内容をうのみにせず、生活音は聞こえやすいといった情報を事前に提供してくれていれば、私がこの物件を買うことはありませんでした。 この件について媒介業者が法的な責任を負わない仕組みはすぐには変えられないことは理解しておりますが、買い主に責任を押しつけるだけの対応に疑問を持っています。 なおこの媒介業者は水栓やガスコンロ等に故障はないかといった確認もしておりませんでした。
868 view
-
60代 男性
- 売却
-
- エリア
- 大阪府大阪市大正区
-
- 投稿日
- 2025/07/16
- [2回答]
96 view
リースバックで失敗する人って誰?
住宅ローンの支払いが厳しくなってきて、不動産会社にリースバックを勧められました。 でもネットでは「リースバック 失敗した」「後悔」という記事が多い気がします。 自分の場合、築30年の戸建てで、老後の住まいを失いたくない気持ちが強いです。 でも家賃が想像以上に高くなると聞いて、年金だけで払い続けられるか自信がありません。もし途中で払えなくなったら追い出されてしまうのでしょうか? どんな人がリースバックで失敗しているのでしょうか。 高齢の一人暮らし、子どもが独立している家庭など、失敗しやすいパターンとかあるんですか?
96 view
-
40代 男性
- 売却
-
- エリア
- 東京都墨田区
-
- 投稿日
- 2019/04/08
- [3回答]
1924 view
1年以上先の不動産売却について
不動産の売却後、新たに購入しようという住み替えを1年以上先に考えてます。 現地の訪問査定は直前になってからで良いですよね?
1924 view
-
40代 男性
- 売却
-
- エリア
- 東京都小平市
-
- 投稿日
- 2019/04/10
- [2回答]
1941 view
不動産売買は購入が先か、売却が先か
みなさん、迷われている質問かと思いますが、投稿させていただきました。 居住している不動産を売却し、新たに購入しようとする場合、 どちらから動くべきなのでしょうか。 当然ながら、人気のあるエリア、物件であればすぐに売れるでしょうし、 そうでなければ、二重ローン等になると思います。 良いアドバイスをいただけると助かります。
1941 view
-
40代 男性
- 売却
-
- エリア
- 千葉県松戸市
-
- 投稿日
- 2024/12/19
- [3回答]
840 view
マンション売却時、売主と買主の仲介業者が同じ場合のメリット・デメリットについて教えてください
マンション売却中です。 まだ訪問査定のみで、これから仲介業者を決める段階なのですが、訪問査定時に「ネット掲載前に弊社の購入希望者に非公開物件としてご紹介したい」という方がいました。 買主をすぐ見つけられる、という主旨だと思うのですが、双方同じ業者に仲介してもらった場合、メリットデメリットがあれば教えてください。
840 view
-
30代 女性
- 売却
-
- エリア
- 神奈川県平塚市
-
- 投稿日
- 2019/02/08
- [3回答]
2057 view
所有している不動産(マンション)の活用方法について
手持ち不動産資産(マンション)の活用について、売却するのと、だれかに貸すのと、どちらがよいでしょうか。
2057 view
-
50代 男性
- 売却
-
- エリア
- 北海道札幌市中央区
-
- 投稿日
- 2024/03/09
- [3回答]
1984 view
マンション売却後に発覚した隠れた瑕疵についての責任範囲
マンションを市場価格より若干高めに設定して売却しましたが、契約後に購入者から、内覧時には見落としていた隠れた瑕疵(例えば、水漏れの跡や経年劣化による設備の不具合など)が見つかったとクレームがありました。 契約時には既にそのような問題はないと説明しており、特に隠していたわけでもありません。このような場合、売却後に発覚した問題に対して売主はどこまで責任を負うのでしょうか?
1984 view
-
40代 女性
- 売却
-
- エリア
- 神奈川県川崎市中原区
-
- 投稿日
- 2024/03/07
- [2回答]
703 view
父親名義のマンションを売却したいと考えています。
認知症の父親名義のマンションを売却したいと思っています。 後見人を設定するにも専門家が選ばれることは多いとも聞き悩んでいます。 なるべく費用をかけずに父親名義のマンションを売却するにはどのような方法がありますか?
703 view
-
40代 男性
- 売却
-
- エリア
- 東京都杉並区
-
- 投稿日
- 2025/05/12
- [3回答]
306 view
売却中に急死…親のマンション、どう手続きすればいい?
父が他界し、売却活動中だった実家マンションの話が止まっています。 媒介契約もしており、購入希望者との内覧まで進んでいましたが、 相続登記が終わっておらず売却が進められない状況です。 相続人は私と兄ですが、兄は地方在住で手続きに消極的。 このまま放置しておくと契約の機会を逃してしまいそうです。 名義変更前でも売却できるのか、 買主との信頼関係を維持する方法、進め方を教えてください。
306 view
-
30代 女性
- 売却
-
- エリア
- 東京都江東区
-
- 投稿日
- 2025/01/19
- [1回答]
353 view
減価償却とはなんですか?
マンションの売却中です。減価償却について先日担当の方に説明を受けたのですがいまいち分からず、、、、どのように計算するのでしょうか。 築14年の2LDKのマンションです。
353 view
ご相談拝見しました。
親御さん名義のマンションを売りたい。だけど、認知症の診断があるから手続きが進められない。。
「家族の間で話はまとまってるし、もう空き家だからすぐ動けると思った」
そうおっしゃる方は多いです。でも、不動産の売却は、ご本人の意思があってはじめて成り立つもの。
意思確認ができない場合は、たとえご家族でも勝手に売ることはできません。
【まず確認すべきこと】
親御さんが今、売却の内容を理解して判断できる状態かどうか。ここが分かれ道になります。
→ 医師の診断書で「契約の意思能力あり」と判断されれば、ご本人が売主として署名・押印の上、売却手続きは進められます。
→ 一方で、意思能力がないと判断された場合は、“成年後見人”を立てる必要があります。
【成年後見制度を使う場合のざっくり流れ】
① 家庭裁判所に後見人選任の申立て
ご家族からも出せますし、司法書士や弁護士に相談することも可能です。
② 後見人が選ばれる(家族になるとは限らず、専門家がつくことも)
③ 不動産の売却に向けた準備と判断
売却が、本人の利益に繋がると認められれば、次に進めます。
④ 家庭裁判所の許可を得て、ようやく契約へ
→買主が決まった後、裁判所の「OK」が出てからじゃないと契約できません。
ここまで来るのに、ざっくり2〜3か月は見ておくと良いです。
【現時点でやっておきたいこと】
・親御さんの主治医に、「契約内容を理解できるか」の診断をお願いする
・意思能力が難しければ、司法書士や弁護士に成年後見の相談を
・売却が本当に必要かどうか(介護・施設入所・相続整理など)も一緒に整理しておく
・信頼できる不動産会社に、状況を共有して準備を進めておく
ご家族だけで悩んでいると、どうしても「売りたいのに売れない…」と行き詰まってしまいます。
しかし、上記のように順を追って準備していけば、前に進められる可能性もあります。
相談者様とご家族様の今後に、少しでもご参考となれば幸いです。