不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

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    金澤 寿一郎

    株式会社tento

    • 30代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2025/10/20

    株式会社tentoの金澤と申します。
    ご相談内容拝見しました。

    内覧が定期的に入っているのに申込みに至らない状況、ご心境お察しいたします。
    仲介会社が「悪くない反応」と言うのは、お客様の興味は引けている証拠ではありますが、最終的な決断に至らないのはもどかしいですね。

    一般的に、内覧が入りながら決まらない場合、原因は「価格」か「内覧時の印象」のどちらかにあります。すぐに値下げや仲介会社変更を決断する前に、できる工夫をコンパクトにまとめました。

    1. 価格設定ミスの確認
    内覧が多いのにもかかわらず成約に結びついていない、等状況は価格が適正相場の上限付近にあることを示している可能性があります。
    当社では数字の根拠立てをする際にポータルサイトの閲覧数、詳細PV数、お気に入り登録の数等を売主様と一緒に見ながら戦略を立てます。

    2. 価格を下げる前にできる「内覧時の印象改善」
    内覧者が申込みをためらうのは、「価格に対してマッチしていない」と感じている可能性があります。特に築浅や好立地の場合、細部の「印象」が価格の妥当性を左右します。
    家具の配置、水回りクリーニング、照明を明るいものに変える等も有効です。

    3. 仲介会社を変えるタイミングと判断基準
    現在の仲介会社は「お客様を連れてくる」という役目は果たしていますので、すぐに変更するのは早計かもしれません。

    ですが内覧後に、「お客様が懸念していた点(マイナス評価)」や、「競合物件との比較で何が足りないか」を具体的にヒアリングしてくれているか?がとても重要です。
    上記のような具体的なフィードバックがなく、ただ結果だけを報告してくる場合には検討しても良いかもしれません。

    まずは、上記の「印象改善」を徹底し、その上で仲介会社に「お客様のネガティブな具体的な意見」を引き出してもらい、戦略を講じることをお勧めいたします。
    ご相談者様のお住まいがスムーズにご成約に至りますことを心より祈っております。

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所在地:品川区〇〇
築年数:15年
間取り:3LDK
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