不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/04/21

    ご相談ありがとうございます。

    結論から言うと、親子リレーローンを組んでいるからといって、ご自身名義で新たに住宅ローンが絶対に組めないということはありません。

    ただし、銀行から見ると、今の親子リレーローンもご自身の借入の一部として見られる可能性が高いです。

    特に親子リレーローンは、「将来的に子どもが返済を引き継ぐ前提」で組まれていることが多いため、実際に今払っていなくても、返済義務があるものとして審査されることがあります。

    なので、新しくローンを組む際は、
    ・実家のローン残債
    ・毎月返済額
    ・今後どのように返済していく予定か
    ・現在の年収や奥様の収入
    ・購入予定の金額
    このあたりを含めて総合的に判断されます。

    逆に言うと、年収や勤務先、購入金額とのバランスが良ければ、親子リレーローンがあっても問題なく新規ローンを組める方はたくさんいます。

    銀行としても、「実家のローンはお父様が返済を続けている」「ご自身の収入で新居の返済も無理がない」この状態であれば、前向きに見てくれることは多いです。

    一方で、年収に対して借入額が大きい場合や、実家のローン残債がかなり残っている場合は、新しい住宅ローンの借入可能額が減ることがあります。親子リレーローンは既存債務として扱われることがあり、新たな住宅ローン審査に影響する可能性があります。

    また、「父単独のローンに戻せないか」という点ですが、これはお父様の年齢や年収、残債額によります。

    75歳近いとなると、新たに借り換えや単独ローンへの変更はかなり難しいケースが多いです。

    銀行としても、高齢になってからの単独ローンへの切り替えは慎重になります。

    ただ、完済時年齢や団体信用生命保険の条件に問題がなければ、一部銀行では借り換えや組み換えができる可能性もあります。

    個人的には、今の段階で「どうせ組めないかも」と考えるより、「実家のローン残債はいくらか」
    「毎月返済額はいくらか」「自分が組みたいローン額はいくらか」ここを整理して、一度事前審査をしてみるのが一番早いと思います。

    住宅ローンは、意外とご本人が思っているより通ることもあれば、逆に思わぬところで借入可能額が減ることもあります。

    だからこそ、今の親子リレーローンがどれくらい影響するのかを数字で見た方が安心できると思います。

  • 私が回答します

    投稿日
    2026/04/22

    ご相談を拝見しました。

    結論から申しあげれば「相談者様名義の新たな住宅ローンを組むのは非常に厳しく、お父様単独名義への変更はそれ以上に難しい」と言えるでしょう。

    まず相談者様がローンを組むのが困難な理由は、返済負担率の問題があるからです。親子リレーローンを組まれているため、相談者様は連帯債務者となっています。実際に支払いしているかを問わず、金融機関は現在のローンを単独で返済し、なお余録があるかを審査します。これは、余程収入が高くなければクリアできない条件です。

    また、お父様はすでに勤務されておらず収入は年金のみの状態でしょうから、新たに単独名義へ借り換えするのは実質的に不可能と言えるのです。これには、完済年齢が80歳であることも関係しています。

    奥様に収入があれば、ペアローンや収入合算を利用することで、借入できる可能性が高まるかもしれません。まずは条件を整理したうえで、将来的な資産計画も含め資産運用のプロに相談されてみてはいかがでしょうか。

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