不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    金澤 寿一郎

    株式会社tento

    • 30代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/06/03

    株式会社tentoの金澤と申します。
    ご相談内容拝見しました。


    せっかく購入したマイホーム、お好みのフローリングで快適に暮らしたいですよね。
    「LL-45」というしっかりとした遮音材を選ばれているにもかかわらず、一律で却下されてしまうと、理不尽に感じてモヤモヤされるのも当然です。


    結論から申し上げますと、一度却下された決定を覆すのは簡単ではありませんが、却下された「本当の理由」を突き止めることで、あらためて検討いただける可能性はあります。
    管理組合に再検討してもらうための具体的なステップを整理しました。


    1. なぜ「LL-45」でも却下されたのか?
    他のマンションでOKでも、ご相談者様のマンションでダメな場合、以下の2つの理由が考えられます。
    ◼︎「規約」自体の壁: 管理規約に「床材はカーペットに限る(フローリングへの変更禁止)」と明記されているケースです。この場合、いくら高性能な床材を持っていっても、規約違反になるため却下されます。
    ◼︎「構造(直床)」の壁: スラブ(コンクリートの床)に直接カーペットが貼られている構造の場合、管理組合は「LL-45の床材を使っても、歩行音が下の階に響く(下階とのトラブル防止)」と懸念して拒絶している可能性があります。

    2. 再検討してもらうための「3つのポイント」
    ただ感情的に「認めてほしい!」と伝えるのではなく、
    以下の具体的な代替案をもって交渉(再申請)を行います。
    ① 遮音等級を「LL-40」に引き上げる: 一般的なLL-45よりもさらに遮音性能が高い最高ランクの「LL-40」を使用すると提案してみてください。これで「騒音リスク」の言い訳を多少減らせます。
    ② 「二重床工法」を提案する: 床に直接貼るのではなく、防音インシュレーター(支持脚)を用いた二重床構造にしてリフォームする工法です。これなら遮音性が大幅に高まります。
    ③ 過去の「特例(前例)」がないか調べる: 過去に他の部屋でフローリング変更が認められたケースがないか、議事録などを調べてみてください。1件でも前例があれば、強い交渉材料になります。


    【まとめ】
    まずは、単に「ダメ」と言われた理由が「規約でフローリング自体が禁止されているから」なのか、「遮音性にまだ不安があるから」なのか、明確な理由を理事会に確認してください。
    もし後者であれば、「LL-40への変更」や「工法の見直し」をリフォーム業者と相談し、その見積書やパンフレットを添えて再申請するのが最も現実的な突破口です。


    とは言え管理規約を変更することや特例を認可するには組合総会の決議等も必要になりますので、いずれにしても長い道のりとは思います。


    お気に入りの床で素敵な新生活が送れるよう、応援しております!
    参考になりますと幸いです。

以下の記事もよく読まれています

相談先を選択してください

個人情報保護方針に同意の上、送信ください。

相談テンプレート

住み替えを検討しています。下記物件を売りたいのですが、いくらで売れるでしょうか。
直接◯◯さんに相談したいです。

所在地:品川区〇〇
築年数:15年
間取り:3LDK
専有面積:72㎡
階数/総階数:8階/20階建
管理費・修繕積立金:25,000円/月
現在この物件に住んでいます。

無料で不動産の相談をする