不動産購入のお悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/07/14

    金澤 寿一郎

    株式会社tento

    • 30代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社

    初めまして。
    株式会社tentoの金澤と申します。
    お住まい探しの一助になりますと幸いです。
    新生活についてアドバイスをさせて頂きます。

    ■住宅ローンのお借入れについて
    一般的な都市銀行の借入比率の範囲内には当然入って参りますので
    ご記載の内容であれば借り入れ自体は問題なくできるものと考えます。
    しかし、実際に借入をするうえでの妥当性から見ると
    返済比率は20-25%内で設定を推奨するという声もございます。
    ご年齢やご家族形態(将来含む)を検討の上で進めるのが良いかもしれません。

    ■その他ランニングコストについて
    ブランドマンションという表記なので、
    恐らく全部委託管理で管理会社が入っているケースを想定します。
    管理費や修繕積立金、その他インターネット使用料等々...etc
    物件金額も7,000万円と言う事で共用施設が充実していたりすると
    2.5-3.5万円位の設定が多いのでしょうか。
    住宅ローンの返済と合わせてこちらも考えていかなくてはなりません。
    長期修繕計画によって「値上がり」は定期的に予定されているものと思います。

    結論として、いずれにしても物件の良しあしと共に
    一度FPによるライフプランニング(家計診断)をされてみることをお勧めします。
    昨今、費用が掛からずに相談できる窓口も多くございます。
    当社のお客様も「現実を見つめなおすのに良い機会だった」
    というお声も多くいただきますのできっと参考になるはずです。
    慎重さと大胆さが必要なお住まい購入ですが、是非素敵なお住まい選びをされてください。

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/07/13

    月山なつ

    不動産専門家

    • 40代
    • 大阪府
    • 女性
    • 専門家

    ご夫婦で7,000万円のブランドマンション購入を検討中とのことですね。素敵な生活をイメージすると、ワクワクしますね。
    現在のご状況を踏まえ、具体的なアドバイスをお伝えします。

    1.住宅ローンの返済負担について:
    ・返済比率の確認
    一般的に、年間の住宅ローン返済額は、年収の25~35%以内に収まることが望ましいとされています。年収1,000万円の35%とすると、年間350万円、月々約29万円が目安となります。
    ・ローン額の試算
    7,000万円の物件を購入する場合、頭金と諸費用を差し引いた金額を住宅ローンとして借り入れる必要があります。貯蓄300万円を頭金とすると、諸費用(購入価格の5〜7%程度)を考慮しても約6,800万円の借入が必要です。

    2.収入と支出のバランス:
    ・月々の返済額
    6,800万円を35年ローン(金利1.5%と仮定)で組む場合、月々の返済額は約22万円となります。この返済額が家計に与える影響を確認しましょう。
    ・生活費の節約計画
    車の売却と生活費の節約が実行される前提で、月々の支出がどの程度減少するかを具体的に見積もりましょう。無理のない節約計画を立てることが重要です。

    3.リスク管理:
    ・緊急資金の確保
    貯蓄が300万円しかない現状では、緊急時の資金確保が難しいかもしれません。マンション購入後も一定の貯蓄を維持するために、毎月の貯金計画を立てましょう。
    ・収入の変動リスク
    共働きでの収入が安定し続けるか、将来的な収入の変動リスクを考慮しましょう。育児休暇や転職などの可能性も見据えた計画が必要です。

    具体的なアドバイス:
    1.詳細な収支シミュレーションを行う
    購入後の収入と支出を詳細にシミュレーションし、無理のない返済計画を確認します。ファイナンシャルプランナーに相談することも有効です。
    2.リスク管理を徹底する
    万が一の収入減少や病気などのリスクに備え、適切な保険に加入し、緊急時の資金を確保します。また、貯蓄を増やすための計画を立てましょう。
    3.購入前の再評価
    マンション購入前に、他の物件や購入タイミングを再評価することも検討します。無理のない返済計画とリスク管理を徹底することが重要です。

    結論:
    7,000万円のマンション購入は、共働きでの収入と貯蓄の現状を考慮すると、慎重に検討する必要があります。詳細な収支シミュレーションを行い、無理のない返済計画を立てることが重要です。節約計画の実行やリスク管理を徹底することで、安心してマンション購入を進めることができるでしょう。ぜひ、、専門家の意見を参考にしながら、慎重に計画を進めてください。

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