不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/11/28

    岩下桂子

    幸山FP事務所

    • 東京都
    • 女性
    • 専門家

    マンション購入を考える際、最も重要なのは事前にしっかりとした資金計画を立てることです。お子さんを3人希望されているとのことですので、教育費や将来のライフプランを見据えたキャッシュフローの確認が不可欠です。
    まず、現在の収入を基に、将来の支出を予測することから始めましょう。お子さんが増えることで、教育費や生活費が増加することは避けられません。幼稚園や学校の費用、習い事、さらには大学進学時の学費など、長期的な視点で考える必要があります。また、夫婦の老後資金も忘れてはいけません。早めに老後の生活費を見積もり、資産形成を始めることが重要です。
    妻の復職については、予定通りにいかないこともあるため、必ずしもスムーズに復職できるとは限らないことを意識しておく必要があります。復職が遅れる場合や、思わぬ事情が発生する可能性も考慮し、家計の収支を見直し、マンション購入に向けた資金計画を立てましょう。
    出産に関しては、母体に大きな負担がかかることを理解しておくことが大切です。母子ともに健康であることは当たり前のことではないのです。
    また、賃貸ではなく持ち家で子どもを育てたいという気持ちはよくわかりますが、子どもが小さいうちは住居の破損や汚損が激しいことも考慮する必要があります。

    繰り返しますが、住宅購入の予算を決める際には、無理のない返済計画を立てることが大切です。それは「借りられる額」ではなく「返せる額」の把握です。一般的には、住宅ローンの返済額を年収の25%程度(返済負担率)に設定することが推奨されていますが、これはカーローンや奨学金等の他の借入金も含めて計算します。
    ぜひ信頼できるファイナンシャルプランナーに相談することをお勧めします。

    また親御様が住宅購入の資金援助の準備をなさっているかもしれません。
    親御様にとっては相続税対策になりますし、相談者様にとっても3人(予定)の子育ての大きな助けになるのではないでしょうか。

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/11/26

    佐脇孝明

    株式会社サワキタ不動産

    • 60代
    • 千葉県
    • 男性
    • 不動産会社

    まずは、おめでとうございます。家族が増えるとうれしいですね。

    お問い合わせの件について、非常にざっくりとした考え方ですが、年収の5倍から7倍以内であれば大丈夫とよく言われます。
    ただし、金利が上昇に転じたと言われていますので、将来のご収入予想と合わせてよくご検討いただければと思います。

    経済常識的には、インフレはモノの価値が上昇し、通貨の価値が下落しますので、ローン(通貨)を組んでマンション(モノ)を買うことは、インフレ期には正解です。ニュースではインフレの悪影響のみ喧伝していますが、インフレ初期にモノの値が上がり生活が苦しくなることは当然です。賃金は年1回しか上がらないのに対して、モノは順繰りに上がっていきます。

    スタグフレーション(インフレかつ景気悪化)の傾向が出ているわけではありませんし、103万円の壁撤廃の動きも出ています。いずれ賃金の上昇となり景気が上向くのではないかと考えております。

    そうなると、購入物件の価格もあがり、ローン金利も上がりますので、ご希望の物件が対象から外れてしまう可能性もあります。

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