不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/12/09

    奥林洋樹

    H.L.C不動産コンサルティング

    • 50代
    • 北海道
    • 男性
    • 専門家

    ご相談を拝見しました。

    北海道の住宅でバルコニーが少ない理由は、建築基準法や条例等の問題ではなく、費用をかけてまで造作するメリットが少ないからです。設計者によっても変わりますが、他の相談者様が回答されているように積雪からの影響で防水工事の頻度が高くなり維持費が嵩みますし、実用性についても、1年の半分近くは利用できない状態です。

    それなら不必要なバルコニーは設けずに、室内を広くした方がメリットもあると考えるのは自然でしょう。

    また近年は、乾燥機の利用や室内干しを優先する方が増加し、バルコニーを物干し場として利用する方が減少しています。そのような背景もあり、築年数の浅い物件ほど最低限のバルコニーしか造作しないケースが増加しているのです。

  • 私が回答します

    ご相談を拝見いたしました

    北海道の場合は、雪が降りますので、雪が解け、凍ると、膨張します、すると、雨漏り等の原因になります。雨と違い、放っておくと、どんどん溜りますので、バルコニーを作らない事が多いです。
    だからと言って、無いわけではありませんが、雪等入らないように、ルーフバルコニー等、屋根を付けますと、日当たりが悪くなるため、雪国の日当たりは、光熱費等の問題もあり、大切です。
    又、マンションのバルコニーの部分は、基本的に、共用部分の為、みんなの財産部分の為、自分で修理等もできますが、基本的には、住人の費用負担となりますため、費用が莫大の場合がありますので、付けない事が多いようです。

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/12/08

    佐脇孝明

    株式会社サワキタ不動産

    • 60代
    • 千葉県
    • 男性
    • 不動産会社

    実はバルコニー部分からの雨漏りは結構あります。その割に洗濯物を干すぐらいしか用途がなく、保守管理にお金がかかるということもあり、時代遅れになりつつある機能ではあります。
    突き出したバルコニーに雪が積もると、壁を支点、バルコニー先端を力点とした”てこ”が成立します。作用点である家の柱に上向きの力がかかるため、隙間ができやすくなるのです。そこから水漏れが発生する可能性が高くなります。
    ちなみに、バルコニーの下に居室がある場合でも、バルコニーと2階の部屋との隙間や、バルコニーの胸壁部分も雨漏りの発生しやすい場所です。

    あまり答えになっていないかもしれませんが、ご参考まで

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