不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/01/06

    佐脇孝明

    株式会社サワキタ不動産

    • 60代
    • 千葉県
    • 男性
    • 不動産会社

    カビは見た目でわかります。湿気は結露で認識する場合が多いです。カビも結露から発生します。つまり、湿気の原因は断熱性能の不足であることが多いのです。上層階も(リフォームが無ければ)断熱性能の不足は同じですが、日当たりがよく風通しがいいため、欠点が隠されているだけの場合が結構あります。
    古いマンションの場合、壁面が外壁のようなコンクリートに塗装を施してあるだけだったり、窓が1重ガラス+アルミサッシだったり、床下に断熱材がなくカーペットが直接敷かれているだけだったりすると、その冷たさが室内の空気を冷やし結露、カビが生えるという状況になります。

    よって、この状態を打破するためには、断熱材のチェックが必要です。床下点検口があれば、断熱材の状態をチェックしてみてください。入っていなければ壁も同様でしょう。
    リフォームで、断熱性を上げることができれば、カビ、湿気対策ができるとは思いますが、費用がかさむ可能性があります。

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/01/05

    奥林洋樹

    H.L.C不動産コンサルティング

    • 50代
    • 北海道
    • 男性
    • 専門家

    ご相談を拝見しました。

    一概には言えませんが、分譲マンションの一階部分でよく見られるケースですね。

    まず、そのような湿気の問題がある住居の場合、その具体的な内容を事前に告知する必要があります。購入者が正しく認識したうえで契約したなら、引き渡し後に契約不適合を指摘されることはありません。

    湿気問題がある物件の売却は、一般的に価格が下がり、売却期間が長くなる傾向があります。ですが、物件の立地条件や周辺環境、リフォームの有無など、様々な要因が売却価格に影響するため一概に価格が大幅に下がるとまでは言えません。

    どのような販売方法が適切かについては情報が不足しているため回答できませんが、まずは信頼における不動産業者へ相談されてみてはいかがでしょうか。

    以上、お悩み解決の一助となれば幸いです。

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