不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/02/10

    木虎和也

    株式会社リベイス

    • 40代
    • 大阪府
    • 男性
    • 不動産会社

    事前に打ち合わせている内容が無ければ、
    現状渡しですので鍵もそのままで問題ございません。
    必要な場合は買主が交換します。

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/02/10

    森本 慎也

    株式会社TERASS

    • 40代
    • 北海道
    • 男性
    • 不動産会社

    売買の際の、鍵について迷うことって多いですよね
    マンションの売買時にはご質問をよくいただきます。

    売買契約の引渡し日には、売主が持っている鍵をすべて買主に引き渡すのが一般的です。
    もしセキュリティ会社が1本預かっている場合などは、名義変更の手続きを忘れずに行いましょう。

    ◎鍵の引き渡しについて

    売買契約の決済が完了した際に、売主は持っている鍵をすべて買主へ渡します。
    玄関の鍵だけでなく、ポストや宅配ボックスの鍵、共用部のキーなども忘れずにお渡しすることが大切です。

    ただ、生活の中で鍵を追加で作ったり、逆に紛失していたりすることもあるため、事前にしっかり確認しておきましょう。

    もし決済後に「鍵がもう1本見つかった」ということがあれば、買主に正直に伝えて渡せば問題ありません。ただし、後から鍵が出てくると、不要な誤解を招く可能性もあるため、事前にしっかり確認することが大切です。

    ◎ 買主側の鍵交換について

    鍵は基本的にそのまま引き渡されることが多いですが、セキュリティが気になる場合、買主の判断で交換することもあります。
    ただし、分譲マンションの場合は玄関ドアが共用部扱いとなるため、自由に交換できないケースもあります。

    気になる場合は、事前に管理会社または管理人へ問い合わせておくと安心です。


    ◎ 売主側で鍵を交換する必要はある?

    基本的に、売主が鍵を交換する義務はありません。
    ただし、もし鍵を紛失していたり、買主が不安に感じていたりする場合は、売主負担で鍵交換を提案することも一つの選択肢です。

    「いくつか鍵を無くしてしまった」「過去に合鍵を作ったが正確な本数が分からない」といった場合は、鍵交換を検討すると、買主も安心して引き渡しを受けることができます。

    ◎ まとめ

    ・売主は持っている鍵をすべて買主に渡すのが基本です。
    ・もし後から鍵が出てきたら、正直に伝えて渡すのが大切(ただし、事前にしっかり確認しておくのがベスト)
    ・鍵を交換するかどうかは、基本的に買主の判断
    ・マンションでは管理規約によって交換できない場合もあるので、事前に確認が必要


    鍵の引き渡しは売買の最終回、いわばセレモニーの花束みたいなものです。
    スムーズに渡せることで、お互いに安心して気持ちよく売買を完了できますね!

    何かご不明な点や気になることがあれば、お気軽にご相談ください!

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