不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/04/06

    奥田 哲央

    不動産工房/株式会社グランクルー

    • 30代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社

    相続に関するお悩みについて、以下のポイントでご説明いたします。

    1. 相続税の課税対象
    ・日本にある不動産については、日本国内に不動産がある場合、相続税が課税されます。
    ・そのため、お父様が所有していた大阪市内のマンションも、相続税の課税対象になります。

    2. 国籍・居住地による影響
    ・お父様が外国籍であっても、日本国内に不動産を持っていた場合、その不動産の相続に関しては日本の相続税が適用されます。
    ・相続人(ご相談者様)が日本に住んでいる場合でも、相続税は日本国内の不動産に対して課税されるため、国籍に関係なく課税されます。

    3. 相続税の計算
    ・相続税は課税対象となる遺産総額に基づいて計算されます。
    ・不動産評価額は市場価格や路線価をもとに算定され、特に中古マンションのような物件は評価額に影響を与える要素が多いため、専門家による評価が重要です。

    4. 相続手続きの注意点
    ・相続税申告は原則として、死亡から10ヶ月以内に行う必要があります。
    ・不動産の名義変更や評価額の算定には時間がかかるため、早めに準備を始めることをおすすめします。
    ・相続税の納税方法については、分割納税や延納制度もありますので、お金の準備が難しい場合は相談することが重要です。

    5. 今後の売却や活用について
    ・インバウンド需要が戻りつつあるエリア(難波周辺)にあるため、不動産の売却や再活用の検討は有望です。
    ・ただし、相続税の負担がある場合、売却を急ぐと税金の負担が増える可能性もあるため、売却のタイミングや方法について慎重に検討することが大切です。

    6. 専門家の相談をお勧めします
    ・相続税に関する具体的な金額や手続きの詳細については、税理士等の専門家に相談することを強くお勧めします。

    お悩み解決の一助になれば幸いです。

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