不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/07/05

    ご相談拝見いたしました。

    今後の可能性や選択肢について、記載したいと思います。

    ①親族からの一時的な借り入れや援助の検討
    → 借金としての契約書を交わし、売却後に残債返済の目処を立てることも可能
    → 公正証書などにしておくと後々のトラブルも防ぎやすい

    ②任意売却
    金融機関の許可を得られれば残債が残っても売却可能。売却後の残債は分割返済などを交渉できる。信用情報に傷はつくが、自己破産より軽い。

    ③債務整理(任意売却後の対応)
    弁護士を通じて残債の一部免除や分割返済を交渉。「個人再生」や「自己破産」もこの段階で検討。

    •個人再生:借金の一部を減額 → 残りは分割返済(原則3~5年)
    •自己破産:基本的に全ての借金が免除(ただし免責されないものもあり)

    ④賃貸に出す
    売却せず、家を貸してローン返済に充てる。離婚後も共有名義で保有する選択肢等。

    ⑤リースバック
    不動産会社に売却し、同じ家に賃貸として住み続ける方法。売却価格は下がる傾向あり、要注意。

    ⑥自己破産(最終手段)
    どうしても返済が困難な場合の最後の選択。離婚前に「誰がいくら債務を負うか」を明確にしておくことが重要、弁護士に相談。


    【次にとるべき行動】
    ・複数社に査定依頼し、売却可能性、妥当価格を確認
    ・ローン金融機関に任意売却の相談
    ・弁護士や司法書士にまずは無料相談
    ・離婚協議書に債務の分担を明記

    ご参考となれば幸いです。

以下の記事もよく読まれています

無料で不動産の相談をする