不動産お悩み相談室
REAL ESTATE Q&A
- 相続
- 50代
- 男性
-
- エリア
- 埼玉県川口市
-
- 投稿日
- 2026/04/30
-
- 更新日
- 2026/04/30
- [3回答]
231 view
相続した家を売却したら「瑕疵がある」と言われました
相続した戸建てを売却しました。既に引渡しをして1カ月ほどです。
先日、買主から不動産会社を通して「雨漏りが見つかった」と連絡がありました。
私はその家に住んでいなかった為、状態は詳しく把握していませんし、契約時にもその旨は伝えてありました。
契約書には契約不適合責任についての記載はありますが、どこまで対応する必要があるのかわかりません。
不動産会社の担当者は現状引渡しの為、一旦こちらで対応すると言ってくれていますが、不安です。
-
結論から申し上げますが、法的には「住んでいなかった」「知らなかった」という事実は免責理由になりません。 すべては売買契約書の「契約不適合責任」の条項に基づき決着させる必要があります。
以下のステップで、冷静かつ合理的に進めてください。
①契約書の期間確認
通知が「引渡しから〇ヶ月以内」という期限内か。期限を1日でも過ぎていれば、法的義務は消滅します。
②事実の特定
不動産会社を通じ、買主側に瑕疵の「原因」と「補修見積書」を提出させてください。根拠のない請求に応じる必要はありません。
③責任範囲の精査
契約書で定められた「売主が負担すべき項目」にその事象が該当するか。特約による制限がないか照らし合わせます。
対応を放置、あるいは不誠実な拒絶をすると、代金減額請求や契約解除といった法的措置をとられる、最悪のシナリオを招きます。ですので誠実な対応を推奨いたします。
参考になれば幸いです。 -
まず前提として、今回のようなケースは珍しくありません。
相続物件は売主が実際に住んでいないため、物件の状態を完全に把握できていないことが多く、その分「契約不適合責任」をどう扱うかが重要になります。
■ 法的な基本整理
契約書に「契約不適合責任あり」と記載がある場合、引渡し後に雨漏りのような重大な不具合が見つかれば、売主は一定の責任を負う可能性があります。
買主は原則として
・修補請求(直してほしい)
・代金減額請求
・損害賠償請求
などを求めることができます。
ただし、ここがポイントですが契約内容によって責任の範囲は大きく変わります。
■ 実務的な判断ポイント
今回のケースで見るべきはこのあたりです。
① 契約不適合責任の有無・期間
・完全免責なのか
・期間限定(例:引渡し後3ヶ月など)なのか
② 対象範囲
・「雨漏り・シロアリ・給排水」など限定されているか
・それとも包括的な表現か
③ 「現状有姿」の記載だけで安心していないか
よくある誤解ですが、現状有姿=責任なしではありません。
契約不適合責任の条項が優先されます。
■ 今回の状況の見方
正直なところ、「住んでいなかった」「知らなかった」という事情だけで責任が完全に免れるわけではありません。
ただし、実務としては相続物件の場合、契約不適合責任を免責にするか、かなり限定する契約にするケースが多いです。
その意味で言うと、
・免責にしていなかった
・範囲を絞りきれていなかった
このあたりがあると、結果として今回のような話になりやすいです。
■ 今後どう動くべきか
まず契約書の該当条項を正確に確認
雨漏りの原因・発生時期の特定(引渡し前からかどうか)
仲介会社の対応方針を明確にする
担当者が「一旦こちらで対応する」と言っているのであれば、仲介会社側で何らかの調整(業者対応・費用負担調整など)をしている可能性もあります。
ここは任せきりにせず、「最終的に自分にどこまで請求が来るのか」だけは必ず確認してください。
■ 現実的な着地点
実務上は
・全額売主負担になるケース
・一部負担で合意するケース
・仲介会社や保険で吸収するケース
いくつかの落としどころがあります。
■ 最後に
今回の件、誰が悪いというよりも、契約でどこまでリスクを切っていたかの話です。
相続物件の売却は、
・知らないリスクをどう扱うか
これが全てと言ってもいいくらい大事な部分です。
なので、もし今後同じようなケースがあれば「どこまで責任を持つのか」を契約で先に固める
ここを意識するだけで、かなり防げます。
不安な状態だと思いますが、まずは契約内容の確認と、仲介会社の動きをしっかり押さえれば、必要以上に不利になることは少ないです。
以下の記事もよく読まれています
-
40代 女性
- 相続
-
- エリア
- 群馬県前橋市
-
- 投稿日
- 2025/03/13
- [3回答]
841 view
相続するマンション。相続人が海外居住中の場合はどうしたら良いですか
親が亡くなり、マンションの相続があるのですが、相続人の一人である弟が海外に居住しています。 弟はマンションはいらないと言っていますが、遺言がない場合は遺産分割協議書を作らないといけないのですよね?弟は実印をもっていない為、印鑑証明書も発行できません。 こういうときはどうすれば良いのでしょうか。お互いに納得していれば遺産分割協議書はいらないのでは?と思うのですが、、、後々面倒になる可能性があるから必要ということでしょうか?
841 view
-
50代 男性
- 相続
-
- エリア
- 岐阜県岐阜市
-
- 投稿日
- 2026/07/15
- [2回答]
53 view
海外にいる兄と連絡が取れず、実家の売却が進まない
母が亡くなり、実家のマンションを相続することになりました。 父はすでに他界しており、相続人は私と兄の2人です。 実家は空き家のままで、管理費や固定資産税だけが毎月かかっています。 私としては早めに売却したいと思っています。 問題は、兄が海外に住んでいることです。 数年前からタイで仕事をしており、普段からあまり連絡が取れません。 母が亡くなったことは伝えていますが、相続の話になると返信が止まります。 不動産会社からは、売却するには相続登記や遺産分割協議が必要になると言われました。 兄の署名や書類が必要になるようですが、海外在住の場合に何を用意してもらえばよいのかも分かりません。 兄に悪気があるのか、ただ面倒で後回しにしているのかも分かりません。 ただ、このままだと実家だけ残り続けてしまいます。 海外在住の相続人と連絡が取りづらい場合、実家の売却はどのように進めればよいのでしょうか。 兄の協力がない限り、相続登記や売却はできないのでしょうか。
53 view
-
50代 女性
- 相続
-
- エリア
- 鹿児島県鹿児島市
-
- 投稿日
- 2025/08/30
- [1回答]
970 view
相続人の一人が海外在住で手続きが停滞している
実家を相続することになりましたが、妹が海外在住で署名・押印がなかなか揃わず、売却が進みません。 現地大使館での手続きや代理人対応について経験談を伺いたいです。
970 view
-
50代 男性
- 相続
-
- エリア
- 大阪府堺市堺区
-
- 投稿日
- 2024/04/09
- [1回答]
1533 view
相続した賃貸事業について継続するメリットを知りたいです。
父が亡くなり、遺産としてマンションを相続することになりました。 このマンションは現在賃貸として運用されており、収入源となっています。 相続にあたり、賃貸事業を続けることのメリットとデメリットを知りたいです。 また、相続税の計算において、賃貸収入がどのように影響するか、そして賃貸事業を継続する上での税務上の注意点についても教えてください。
1533 view
-
60代 女性
- 相続
-
- エリア
- 東京都千代田区
-
- 投稿日
- 2019/04/10
- [3回答]
3125 view
相続する予定の不動産があるのですが、いつごろから売却の準備が必要ですか?
夫が亡くなり、不動産を相続することになりました。 元々、売却の話をしていたので、売却をしようと考えていますが、いつごろから売却の準備が必要でしょうか。
3125 view
-
40代 男性
- 相続
-
- エリア
- 東京都八王子市
-
- 投稿日
- 2024/08/31
- [2回答]
1241 view
将来の相続について考えるようになりました。
45歳の会社員です。 将来の相続について考えるようになりました。 両親は郊外に一軒家を所有していますが、私自身は都心のマンションに住んでいます。 相続税の問題や、実家の維持管理について不安があります。 私は実家を売却することも考えていますが 両親がすんなりと理解してくれるようには思えません。 長く住んでいると愛着がわきますし… 不動産と相続に関する専門的なアドバイスが欲しいのですが、適切な相談先を教えていただきたいです。 両親が納得できるようにアドバイスももらえたら嬉しいです。 どのように準備を進めていけば良いのでしょうか。
1241 view
-
50代 男性
- 相続
-
- エリア
- 千葉県柏市
-
- 投稿日
- 2026/01/30
- [2回答]
543 view
家を残す前提が、本当に正しいのか
長年住んできた戸建てがありますが、子どもは戻る予定がありません。 以前は「家は残すもの」と考えていましたが、管理や将来のこと考えると迷いが出てきました。 最近の不動産市況を見て、持ち続けること自体が負担になるかもしれないとも思い始めています。 これからの時代、不動産を子供に残すのは吉となるのでしょうか。 立地としては駅徒歩15分程度ですが、築30年は経っています。相続する頃には40、50年オーバーでしょうか。
543 view
-
40代 男性
- 相続
-
- エリア
- 群馬県前橋市
-
- 投稿日
- 2025/12/07
- [1回答]
720 view
両親が住んでいた築45年の戸建を相続しました。
両親が住んでいた築45年の戸建を相続しました。 空き家のまま維持していましたが、近隣の方に「将来この土地を買い取りたいと思っている」と声をかけられました。 詳しく話を聞くと、隣家の敷地形状がいびつで、私の土地の一部を取り込むと有効活用できるため、売ってほしいとのことでした。 売却自体は前向きに検討していますが、現時点では相場も把握できておらず、不動産会社を通したいと言ったところ、仲介手数料等がかかりかなり高くついてしまうから個人間で売買してほしいと言われました。 素人同士での売買は危険ですよね? 案外やられている方いるのでしょうか?
720 view
-
50代 男性
- 相続
-
- エリア
- 兵庫県明石市
-
- 投稿日
- 2025/12/19
- [1回答]
674 view
相続した家に住む予定がなく、持て余しています
親から戸建てを相続しました。 私はすでに持ち家があり、この家に住む予定はありません。 賃貸に出すほど状態も良くなく、売却するにも手間がかかりそうです。 放置すると税金や管理の負担だけ増えると聞き、焦っています。 こういう使わない家は、皆さんどうしているのでしょうか。
674 view
-
30代 女性
- 相続
-
- エリア
- 東京都江東区
-
- 投稿日
- 2024/05/18
- [1回答]
1663 view
祖母のマンション購入について
30代の子育て中の主婦です。 近々、私の祖母(84歳)が私たち夫婦の近くに移り住みたいと言ってきました。 祖母はまだ元気ですが、そろそろ一人暮らしが不安になってきたようです。 (私の両親は既に他界しています。) 現在祖母が住む一軒家を売却し、そのお金と貯金で住まいを検討しているのですが、分譲と賃貸でとても迷っています。 この年齢から分譲マンションを購入した場合のメリット、デメリット、また賃貸で部屋を借りた場合のメリット、デメリットは具体的にどのようなものがあるでしょうか。アドバイスをお願いいたします。
1663 view

相談先を選択してください

契約上、瑕疵についてどういう条件になっていたか次第で対応が異なるため、一概には言えませんが、特約条項等で、【売主が瑕疵に関する対処はしない】旨は明記されていなかったのでしょうか。明記されているのであれば、心配する必要はほとんどありません。
仮に契約上記載がなくとも、契約当事者が、 交渉段階で【売主が瑕疵に関する対処はしない】ことを前提に契約をしているのであれば、不動産会社の担当者の対応で解決できる可能性は十分にあると思います。