不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    奥林洋樹

    H.L.C不動産コンサルティング

    • 50代
    • 北海道
    • 男性
    • 専門家
    投稿日
    2026/05/06

    ご相談を拝見しました。

    まず、今後新たに住宅ローンを組むこと自体は不可能ではありませんが、現実的にはかなり厳しくなる可能性が高いと思われます。

    まず、既存の返済額と新たな住宅ローンの返済額を合算したうえで返済負担率を満たす必要があり、多くの場合ここがネックになります。また、元配偶者とお子様が暮らしているマンションの返済は融資する側から見れば居住用ではなく、セカンドハウスやその他の借入と同様に評価される可能性があり、マイナスに働きやすいという問題があります。

    そのため、元配偶者が借入可能であれば、借り換えをしてもらうのが現実的な解決策となるでしょう。ですが、問題は相談しても動いてくれないことです。

    これは、本来であれば離婚協議時に取り決めておく事項です。協力が得られないのなら売却するというのも現実的な選択肢の一つですが、転居に関して揉める可能性が懸念されます。夫婦で話し合っても解決できないのなら、裁判による和解、あるいは裁判外調停の利用を検討し、第三者を交えて話し合われてみては如何でしょうか。

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/05/07

    離婚後も元妻様とお子様が住み続けているケースは、実際かなり多くあります。
    ただ、今の状態は「住まわせているだけ」であって、金融機関から見ると、

    住宅ローン名義人=質問者様
    債務者=質問者様
    実際に住んでいる人=別世帯

    という状態になります。
    そのため、今後ご自身が新たに住宅ローンを組む際には、現在の住宅ローンが大きく影響してきます。
    特に銀行は、

    既存ローン残高
    毎月返済額
    今後も返済義務が続くか

    その家に本人が住んでいない理由

    をかなり見ます。
    ですので、「絶対に組めない」という話ではありませんが、今のローンを抱えたまま次のローンを組む形になるため、年収に対する返済比率次第では厳しくなることは十分あります。
    また、元妻様へ名義変更+ローン引継ぎができれば理想ですが、これは簡単ではありません。
    銀行としては、「今の債務者を外して、別の人へ貸し替える」という話になるため、

    元妻様単独の年収
    勤続年数
    信用情報
    他借入
    養育費負担
    希望借入額

    などを改めて審査します。
    つまり、「働いているから変更できる」ではなく、単独で住宅ローン審査を通せるかどうかの話になります。
    そして実際には、ここが進まず何年も曖昧なままになってしまうケースもかなり多いです。
    ただ、長期的に見ると、名義・ローン・居住者がズレた状態を続けるのは、双方にとってリスクがあります。
    例えば、

    質問者様が新たな住宅ローンを組みにくい
    元妻様側も「いつまで住めるのか」が不安定
    売却判断がしづらい
    固定資産税や修繕負担の整理が曖昧
    将来再婚や相続時に複雑化

    など、時間が経つほど整理が難しくなることがあります。
    また、銀行によって考え方はかなり違います。
    現在の状況でも、「養育費的な取り扱い」「別居中の住宅ローン」「賃貸に近い扱い」など、金融機関ごとに見方が変わるため、1行で難しくても別銀行では通ることもあります。
    ただ本当に大事なのは、「審査が通るか」だけではなく、今後何年もその状態を維持できるのか、
    誰が最終的に責任を持つのか、を整理することだと思います。
    住宅ローンは“今通るか”より、“最後まで無理なく維持できるか”の方が実は大事です。

以下の記事もよく読まれています

相談先を選択してください

個人情報保護方針に同意の上、送信ください。

相談テンプレート

住み替えを検討しています。下記物件を売りたいのですが、いくらで売れるでしょうか。
直接◯◯さんに相談したいです。

所在地:品川区〇〇
築年数:15年
間取り:3LDK
専有面積:72㎡
階数/総階数:8階/20階建
管理費・修繕積立金:25,000円/月
現在この物件に住んでいます。

無料で不動産の相談をする