不動産お悩み相談室
REAL ESTATE Q&A
- 購入
- 40代
- 男性
-
- エリア
- 神奈川県横浜市戸塚区
-
- 投稿日
- 2026/06/19
-
- 更新日
- 2026/06/19
- [2回答]
27 view
長期修繕計画書を見せてほしいと頼んだら「組合員以外には出せない」と言われた
購入を考えている中古マンションがあり、先週内見をしてきました。
管理状態を自分でも確かめたくて、仲介の担当者に「長期修繕計画書を見せてもらえますか」とお願いしたのですが、「管理組合から、所有者以外への開示は認めていないと言われている」という返答でした。
修繕計画がわからないまま購入するわけにもいかないですし、そもそもその対応に不信感を抱きました。
仲介の担当者は「管理会社に問い合わせれば月次収支くらいは見せてくれると思います」と言われたのですが、収支だけ見せられても...
こういう対応は普通ですか?冷やかしでもなく、購入を検討している身としては不誠実だと感じました。
-
結論から申し上げますと、現在のマンション管理の業界において「所有者(組合員)以外には長期修繕計画書を開示しない」という対応は一般的(普通)になっています。
修繕計画がわからないまま購入を進めることに不安や不信感を抱かれるお気持ちは非常にわかりますが、管理組合や管理会社が悪意で隠しているわけではありませんので、まずはご安心ください。
なぜ直接見せてくれないのか?
機密情報の保護: 長期修繕計画書や総会議事録などは管理組合の重要な内部資料です。個人情報保護やコンプライアンスの観点から、第三者への安易な開示を規約で厳しく禁じているマンションが増えています。
正規のルートを通すため: 以前は仲介業者が手数料を払って取得できましたが、現在はトラブル防止のため「原則として現在の所有者(売主)にしか発行しない」というルールが徹底されています。
今後の具体的な対策
管理組合から直接見せてもらうことはできなくても、確認を諦める必要はありません。以下の手順で進めるのが現在のスタンダードです。
売主(現在の所有者)経由で取得してもらう
売主自身から管理組合(または管理会社)へ開示請求を行えば、問題なく資料を取得できます。売主に取得してもらい、それを仲介業者経由で見せてもらうのが正しいルートです。
仲介担当者にしっかりと要望を伝える
「収支だけでは将来の修繕リスクがわからず購入の決断ができないため、売主様にお願いして長期修繕計画書を取り寄せてほしい」と、仲介担当者へはっきりと依頼しましょう。
まとめ
管理組合の対応自体は現在の基本ルール通りであり、マンションの管理体制がむしろしっかりしている(規約が遵守されている)証拠でもあります。
ただし、仲介担当者の「月次収支くらいは見せてくれると思います」という提案は、購入検討者に対して少々配慮が足りない対応かもしれません。大きな買い物ですので、遠慮せずに「売主様経由での資料開示」を仲介担当者に依頼し、内容にしっかりと納得した上で検討を進めることをお勧めします。
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お気持ちはよく分かります。
購入を真剣に検討しているのに、「見せられません」だけで終わってしまうと不安になりますよね。
ただ、まず結論から言うと、
管理組合が組合員以外への長期修繕計画書の開示を制限していること自体は、
決して違法でも珍しいことでもありません。
長期修繕計画書や総会議事録は管理組合の内部資料という位置付けなので、
「所有者以外には開示しない」という運用をしているマンションは実際にあります。
ですので、開示しない=何か隠しているとは限りません。
一方で、購入検討者が全く確認できないまま進むのも現実的ではありません。
私の感覚では、長期修繕計画書が見られないケースはあるものの、
重要事項調査報告書の取得と合わせて、
売主経由で長期修繕計画書や総会議事録を確認できるケースの方が多い印象です。
少なくとも、「組合員以外には見せないので終わりです」
で終わらせるのは少し物足りない対応だと思います。
通常は仲介会社が売主に依頼し、
売主が組合員として取得している資料を確認させてもらう流れもあります。
また、重要事項調査報告書の取得を依頼する際に、
長期修繕計画の内容や修繕積立金の状況を合わせて確認することも少なくありません。
ですから、まず仲介担当者に
「売主様が保有している長期修繕計画書は確認できませんか」
「総会議事録は確認できますか」「重要事項調査報告書の取得予定はありますか」
と改めて依頼してみることをおすすめします。
むしろ中古マンション購入で本当に大事なのは、長期修繕計画書そのものより、修繕積立金残高、今後予定されている大規模修繕、積立金の値上げ予定、滞納状況、直近数年の総会議事録
だったりします。
長期修繕計画が立派でも、積立金が不足していれば意味がありません。
逆に計画書が見られなくても、重要事項調査報告書や議事録からかなりの部分は読み取れます。
ですので、「長期修繕計画書が見られないから危険」とまでは思いませんが、
購入を判断する材料が不足しているのであれば、
仲介会社にもう一歩踏み込んで調査してもらうべきだと思います。
購入後に確認できなかったでは済まない話ですから、遠慮する必要はありません。
本当に良い仲介担当者であれば、「見せられませんでした」で終わるのではなく、
代わりに何を確認できるのか、どうやって不安を解消するのか、そこまで動いてくれるはずです。