不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2026/07/15

    ご相談を拝見しました。

    不動産業者が説明したとおり、築後未入居であっても所有権が登記されている以上、扱いは既存住宅となります。

    この場合、想定されるデメリットとしては分譲デベロッパーによる保証(アフターサービス)の引き継ぎと、税金の優遇幅の縮小です。

    もっとも、竣工から半年とのことですから所定の手続きを行うことで、保証の引き継ぎは問題なく行えると思います。ただし、住宅ローン控除については省エネ基準以上の性能を有していれば新築も既存も13年間控除を受けられる(ただし、控除の上限額は性能によって異なります)一方で、そこまでの性能を有していない場合の既存住宅は10年間となります。

    物件価格が高額であるため、3年間の違いは数十万円単位となる可能性があります。性能も含め、この点については確認された方が良いでしょう。

    また、物件価格とは別に「仲介手数料(約214万円)」が必要になる点も大きな負担増となります。

    売主は「未入居なのだから損をしたくない」という気持ちから強気の高値で売り出している可能性が高いですが、買い手側から見れば、税制優遇が縮小し、さらに仲介手数料の負担も上乗せされる物件です。それらのコストやリスクを踏まえた上で、周辺相場に対して本当に適正な価格設定になっているか、慎重に見極めることをお勧めします。

  • 私が回答します

    金子徳公

    株式会社ハウジングサクセス

    • 50代
    • 東京都
    • 男性
    • 不動産会社
    投稿日
    2026/07/16

    私なら、この相談への回答は、
    「新築か中古か」という言葉だけにとらわれる必要はないことをお伝えします。
    そのうえで、実際に何が違うのかを一つずつ確認して判断することをおすすめします。

    回答は次のように考えます。

    ご不安になるお気持ちはよく分かります。

    実際に室内をご覧になって、「ほとんど新築と変わらない」と感じられたのであれば、
    その印象は間違いではありません。

    ただ、不動産の取引では、一度個人の方へ所有権が移転している場合、
    「新築未入居」であっても中古住宅として扱われるのが一般的です。

    そのため、「誰も住んでいないから新築と同じ」というわけではなく、
    住宅ローンや税制、保証などで違いが出る場合があります。

    ただし、その内容は一律ではありません。

    住宅ローンの条件や住宅ローン控除の適用、メーカー保証の引継ぎなどは、
    金融機関や物件の条件によって変わることがありますので、
    「新築未入居だから」「中古だから」と決めつけず、一つずつ確認していけば十分だと思います。

    また、価格についても、「新築未入居だから高い」「中古だから安い」と単純には考えられません。

    誰も住んでいないことに価値を感じる方もいれば、
    それより価格を重視される方もいらっしゃいます。

    大切なのは、その価格にご自身が納得できるかどうかです。

    私でしたら、価格だけを見るのではなく、周辺の中古マンションと比較しながら、
    設備や管理状況、保証の内容も含めて総合的に判断します。

    そのうえで、「この条件なら納得できる」と思えるのであれば、
    新築未入居という物件は魅力的な選択肢になることも少なくありません。

    言葉の印象だけで判断するのではなく、実際に何が違うのかを確認してから検討されると、
    安心して購入の判断ができると思います。

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所在地:品川区〇〇
築年数:15年
間取り:3LDK
専有面積:72㎡
階数/総階数:8階/20階建
管理費・修繕積立金:25,000円/月
現在この物件に住んでいます。

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