不動産のお悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/02/16

    品木彰

    不動産専門家

    • 30代
    • 大阪府
    • 男性
    • 専門家

    住宅ローンの審査を通すのが得意な営業担当者はいます。そのような営業担当者にサポートしてもらったとしても、住宅ローンの借入金利が高くなることはありません。

    住宅ローンの審査では、借り入れを予定している人の年収や勤続年数、他の借入状況、物件の担保評価など、さまざまな項目がチェックされます。その一方で、具体的な審査基準は金融機関によって違いがあります。また、各金融機関は住宅ローンの具体的な審査基準は公開していません。

    不動産会社の多くは、金融機関と提携しています。提携金融機関の住宅ローンであれば、不動産会社の担当者経由で申し込みをすることができ、必要書類の作成や収集などもサポートしてもらえます。

    住宅ローン審査に精通している担当者は、知識だけでなく、提携金融機関のローン審査を申し込み、その結果を確認してきた経験も豊富です。そのため、相談者が審査に通過できる可能性がある金融機関を提案してくれるでしょう。また、審査に通過するためのノウハウもあるため、信頼できる担当者を見つけることができれば住宅ローンを組んでマイホームを購入できる可能性が高まるはずです。

    不動産会社や金融機関が、住宅ローン審査に通過しやすくするためのサービスを提供しているわけではないため、借入金利が高くなる心配もありません。マイホーム探しをサポートしてもらう不動産会社を選ぶときは、ホームページや担当者の発言内容などをもとに住宅ローン審査の知識や実績などもチェックしておくと良いでしょう。

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/02/15

    月山なつ

    不動産専門家

    • 40代
    • 大阪府
    • 女性
    • 専門家

    住宅ローン審査に関して、不動産担当者の存在が審査結果に影響を与えるかどうか、そして金利にどのような影響を与えるかについてのご質問ですね。

    まず、不動産担当者が審査に与える影響についてです。一般的に、不動産担当者がローン審査に直接影響を与えることはありません。審査は主に銀行や金融機関が行います。不動産担当者は物件の情報提供や契約手続きをサポートする役割を担っていますが、審査の判断には直接関与しません。ただし、不動産担当者が審査の段階で提供する物件情報や顧客の信頼性についての情報は、銀行などの貸し手にとって参考になる場合があります。

    次に、金利に関する点ですが、住宅ローンの金利は複数の要因によって決定されます。貸し手である金融機関の政策や市場金利、借り手の信用スコアや収入などがその要因です。不動産担当者の存在が金利に直接的な影響を与えることはほとんどないと言えるでしょう。
    たとえば、不動産担当者が複数の金融機関とのつながりを持っている場合、顧客にとって有利な金利や条件を提案できる可能性が出てくるかもしれません。しかし、これはあくまで金融機関との交渉によるものであり、不動産担当者自体が金利を決定するわけではありません。

    最終的には、借り手の信用スコアや収入などの要素が最も重要であり、これらが高ければ金利も低くなる可能性が生まれます。したがって、住宅ローンを検討する際には、信頼できる不動産担当者からのアドバイスを受けつつも、複数の金融機関の条件や金利を比較し、自身の状況に合った選択をすることが重要です。

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