不動産お悩み相談室
REAL ESTATE Q&A
- 投資
- 20代
- 男性
-
- エリア
- 東京都新宿区
-
- 投稿日
- 2019/04/08
-
- 更新日
- 2024/11/28
- [5回答]
2636 view
不動産投資のデメリットを超えるメリット、不動産投資の今後見通しは?
不動産投資について考え始めましたが、デメリットしか思いつきません。
今後の見通しや、デメリットを超えるメリットについてご教示いただけますと幸いです。
-
はじめまして、イエステーション博多店 ㈱コムハウス 角田と申します。
不動産投資はリスクやデメリットが存在しますが、
メリットについていくつか挙げさせていただきます。
また、将来の見通しについては、経済や社会情勢の影響を受けるため慎重な検討が必要です。
不動産投資の全体像を理解するために、まずデメリットを整理した上で、それを超えるメリットと今後の見通しについて解説します。
1. 不動産投資のデメリット
以下のようなリスクや課題が考えられます:
(1) 流動性の低さ
不動産は売却に時間がかかり、急な資金需要には対応しにくい。
市場環境や物件の立地条件によって売却価格が希望額に達しないことも。
(2) 初期投資の大きさ
購入価格、手数料、リフォーム費用など、まとまった資金が必要。
ローンを組む場合、金利や返済負担を慎重に見積もる必要がある。
(3) 空室リスク
入居者がいない期間は収入がゼロになる。
特に地方や人口減少が進むエリアでは空室リスクが高まる。
(4) 維持管理費用
修繕費や管理費、固定資産税などが継続的にかかる。
老朽化による大規模修繕の負担も予測しておく必要がある。
(5) 市場変動リスク
不動産価格や賃料は景気、人口動態、政策の影響を受ける。
例えば、金利上昇は融資条件の悪化を招く。
2. デメリットを超える不動産投資のメリット
(1) 安定的な収益の確保
家賃収入:安定したキャッシュフローを得られる可能性。
他の資産運用(株式や債券)と比較して、収益が安定している。
高いインフレ耐性:インフレが進むと賃料や物件価格が上昇する傾向にあり、
現金資産よりも価 値を維持しやすい。
(2) 資産価値の増加(キャピタルゲイン)
立地や市場環境によっては、将来的に物件価格が上昇し、大きな利益を得られる。
特に再開発エリアや人口増加が見込まれる地域は有望。
(3) 節税効果
減価償却費やローンの利息部分を経費として計上できるため、課税所得を減らせる。
節税しながら資産形成が可能。
(4) 分散投資によるリスクヘッジ
株式や債券と異なるリスク要因に基づくため、投資ポートフォリオ全体のリスクを分散できる。
(5) レバレッジ効果
金融機関からの融資を活用することで、少ない自己資金でも大きな投資が可能。
適切な運用により高いリターンを得ることができる。
(6) 長期的な資産形成
資産価値が維持されやすく、老後資金や相続財産としても有効。
3. 不動産投資の今後の見通し
不動産市場は経済動向や人口動態に大きく左右されますが、
以下のような要因が注目されています。
(1) 都市部の需要の安定
人口集中:東京、大阪、名古屋など大都市圏では人口の流入が続いており、賃貸需要が高い。
テレワークの普及:コロナ禍以降、都市部と郊外の両方で物件の需要が二極化している。
(2) 日本国内の人口減少
全国的な人口減少により、地方の物件は空室率の上昇や資産価値の低下リスクが高まる。
今後は立地の選定がますます重要に。
(3) 外国人需要の増加
観光業の回復や移民政策の緩和による外国人労働者の増加が、
大都市圏や観光地での賃貸需要を押し上げる可能性。
(4) 環境問題とESG投資の影響
省エネ対応や環境に配慮した不動産(グリーンビルディング)が注目され、
投資対象としての魅力が増加。
(5) 金利動向
日本の低金利政策が続く限り、不動産投資は有利な環境が維持される。
ただし、金利が上昇すると借り入れコストが増加するため、今後の金融政策には注視が必要。
4. デメリットを克服するための対策
(1) 空室リスクへの対応
立地選定:駅近や需要が安定しているエリアを重視。
空室対策:リノベーションや付加価値のあるサービスを提供して競争力を高める。
(2) 維持管理の負担軽減
信頼できる管理会社を選定し、修繕計画を立ててコストを分散。
築浅の物件を選ぶことで、初期の修繕負担を軽減。
(3) 市場変動リスクへの備え
市場調査を徹底し、需要と供給が安定したエリアに投資。
収益物件だけでなく、ポートフォリオ全体でリスク分散を図る。
【まとめ】
不動産投資にはリスクが伴いますが、正しい戦略と物件選びを行えば、
安定的な収益と資産形成が期待できます。特に、大都市圏や需要が安定しているエリアを選び、
長期的な視点で運用することで、デメリットを克服しやすくなります。
また、不動産投資の経験がない場合は、小規模な物件から始め、
実績を積みながら拡大していくのも賢明な方法です。市場動向を注視しながら、
信頼できる専門家や管理会社のサポートを受けることで、リスクを軽減しやすくなります。
以上、参考になれば幸いです。 -
不動産投資のデメリットとしては、空室・家賃滞納・入替時の費用などでしょうか。
メリットとして考えられるのは、
入居者が途切れなく入っている場合、
安定した収入があることがど思います。
不動産投資の今後の見通しについては、
今後、不動産投資として成り立つエリアに大分格差が
広がってゆくことだと思います。
特に、郊外の大学の学生向けの物件などは、大学がどんどん都心に戻っておりますので注意が必要です。 -
あまり、専門用語を使って、とおり一辺倒なこたえを
お話してもつまらないですので、わかりやすく、
私の体験で申し上げますと、これまで、4件不動産を購入しましたが、
いずれも購入したときよりも、確実に高く売れます。
それは買った時期がデフレの底で安かったから!!
と、思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
マンションが上がったといわれる最近も購入しています。
それは、不動産屋さんだから特別な情報があったからだ!!
と、思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
3件は、ちゃんとレインズに登録されて売れ残っていた物件です。
ご質問にお答えするなら、見る人がみれば、
メリットのある物件は市場にもあるということです。
でも、売れば数百万は得しますが、あくまでもその程度で
株やFXや仮想通貨で数千万儲けたという視点の人からすれば、
不動産の売り買いで得れるメリットはしれてます。
売って儲けた数百万なんて、すぐになくなってしまう。
だったら、売らずにこの先の数十年、
家賃収入を今後も得たほうが得だと私は思いました。
私が30年近く、不動産とたずさわってきて思う不動産投資のメリットは
細々とした家賃収益だと思います。
派手に儲ける世界がないわけでもないですが、そんなのは一時的なものです。
ちなみに、平成13年に購入した昭和57年築の中古マンションが
一番古いですが、当時の家賃が月13万円、今は14万円で賃貸中です。
借主さんは現在で4代目ですが、空室期間は18年間のトータルでも
3ヶ月もなかったと思います。
私は、あてにならない将来の年金の足しにと思っています。
これで、私には充分なメリットです。 -
不動産投資のリスクは比較的わかりやすく、
・空室リスク
・賃料滞納リスク
・物の劣化と賃料下落(これは予測と対応が可能なのでリスクとは言い難いかもしれません)
・出口リスク
等でしょうか。
様々な投資の中で、とても俗人的要素の高い投資であるということが、大きな特徴のように存じます。
デメリットを超えるメリット、とはどのようなことを指すのか、あまり考えたことがなかったので、考えてみましたが、
俗人的(入居者選定、管理方法、管理会社選定、客付業者選定等)なことをデメリットと捉える方は、サブリースなどでリスクヘッジしますし、これをご自身でなさることでメリットに転じて入居者との人間関係を築いていくことで、滞納リスクなどをヘッジしていく方もいらっしゃいます。
また、不動産には「ひとつしかない」という他の商品とは大きく異なる特徴があります。
投資物件であってもこの「ひとつしかない」という視点は非常に大切で、メリットを生むことがあると考えます。
不動産投資の今後の見通しですが、人口減少していく中、投資として成り立つ立地と成り立たない立地の格差が広がっていくだろうと考えています。
私は投資用不動産も取り扱ってきた経験がありますが、不動産業界で一番強いのはやはり
プレイヤーとしてのポジションを取れる方だと考えます。
なんだか取り留めなく書いてしまいました。
ご参考になれば幸いです。
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相談先を選択してください
どのようなデメリットを思い付かれたのかわかりませんが、よく言われるデメリットとしては、
負債額が大きい
投資金額の単位が大きく小口化できない
流動性が低くすぐ売れない
入居者が確保できるかわからない
管理コスト等が発生する
などでしょうか。
これらデメリットに対してひとつひとつメリットを挙げていくと
負債額が大きい
借金で買える投資対象は不動産以外はほぼありません。株の信用買いぐらいでしょうか。
しかも、超長期で貸してくれます。
投資金額の単位が大きく小口化できない
これは参入障壁です。これにより参入者のレベルが一定以上に保たれ、乱高下は少なくなります。
流動性が低くすぐ売れない
流動性の高い商品は価格の透明性が高いことでもあります。そうなると再評価時の損失が明白になります。これを突き詰めたのが信用取引の追証ですから、長期所有を前提とする不動産投資では必ずしも重要ではないと考えます。
入居者が確保できるかわからない
これはその通りですが、入居者を獲得するスキルは必須ですし、入居者を獲得できる立地の物件を探す能力も必須です。
管理コスト等が発生する
経年劣化がない金融資産と比べてこのコストは確実にかかります。その代わり経費計上ができたり、劣化を食い止めたりできます。費用だけじゃなく、トータルで考えてプラスの物件を狙うだけの目を養うべきでしょう。