不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/04/02

    角田浩崇

    イエステーション博多店 (株)コムハウス

    • 30代
    • 福岡県
    • 男性
    • 不動産会社

    はじめまして。イエステーション 株式会社コムハウス 角田と申します。

    住宅ローンの借り換えは「なんとなく気になるけど、よく分からないからそのままにしている」方が非常に多い分野です。仕組みやメリット・デメリットを理解しておくと、将来的な家計の見直しにもつながります。

    ■ 住宅ローンの借り換えとは?
    借り換えとは、現在利用している住宅ローンを、別の金融機関の住宅ローンで完済してしまい、
    その後は新しいローンを返済していくという仕組みです。

    ■ 借り換えのメリット
    ① 金利を下げられると総支払額が減る
    金利が 0.3〜1%程度下がるだけでも、返済期間が長い住宅ローンでは数十万円〜数百万円の節約になることもあります。

    ② 毎月の返済額が減る可能性
    支払額が下がれば、毎月の家計の負担も軽くなります。浮いた分を貯蓄や教育資金に充てるなどの使い方もできます。

    ③ 変動から固定への切り替えなど、リスク管理の見直し
    金利が上昇局面にある場合は、将来のリスクに備えて「固定金利」に切り替えることで安心感を得る、という選択肢もあります。

    ■ 借り換えでメリットが出る目安
    以下の条件に当てはまると、借り換えで効果が出やすいです:

    【チェック項目 内容】
    □金利差 現在のローン金利より 0.5%以上低い商品がある
    □ローン残高 1,000万円以上 残っている
    □残り返済期間 10年以上 残っている
    □手数料とのバランス 借り換えにかかる諸費用(数十万円)が、金利差による節約額を上回るかどうか

    ■ 借り換えの手続きと負担感
    たしかに「少し面倒」ではありますが、以下のようなステップで進みます:

    ①金融機関への事前相談・仮審査

    ②必要書類(残高証明・登記簿謄本など)の提出

    ③本審査

    ④借り換えローン実行(司法書士が登記変更手続きなどを代行)

    ⑤現ローンの完済

    手続き自体は1〜2ヶ月程度で完了するケースが多いです。
    最近は オンラインで手続きが完結できる金融機関も増えており、
    以前よりかはかなり楽になっています。

    ■ 結論:借り換えは「試算してみる価値あり」
    今の金利が高くないと感じていても、「もっと低い金利のプラン」は存在する可能性があります。
    一度、無料の借り換えシミュレーションをしてみることをおすすめします。
    これで「やる価値があるか/ないか」が明確になります。

    以上、参考になれば幸いです。

  • 私が回答します

    投稿日
    2025/03/29

    森本 慎也

    株式会社TERASS

    • 40代
    • 北海道
    • 男性
    • 不動産会社

    【参考になったら「ワッショイ」ボタンで応援してね!】※回答みぎした

    住宅ローンの「借り換え」とは、現在借りている住宅ローンを別の金融機関の住宅ローンに切り替えることで、主に以下のメリットがあります。


    借り換えのメリット

    ①返済総額の削減(利息の軽減)
    特に「金利差0.5%以上」「残り期間10年以上」「ローン残高1,000万円以上」の場合、総返済額が数十万〜数百万円単位で節約できます。

    ②毎月返済額の軽減
    借り換え後の金利が低ければ、毎月の返済負担が軽くなり、家計の余裕が生まれます。

    ③ 保障内容(団信)の充実化
    がん特約や全疾病保障付きの団信が充実している銀行が増えており、保障内容を手厚くできる可能性があります。


    こんな方は借り換えメリットが大きいと思います。
    ・現在のローンの金利が1%以上である
    ・ローン残高が1,000万円以上残っている
    ・返済期間がまだ10年以上ある

    上記に当てはまる場合は、借り換えで大きなメリットが期待できます。


    デメリットや注意点
    ・借り換えには20~50万円程度の諸費用(手数料、登記費用等)がかかります。
    ・書類提出や審査など、手続きがやや煩雑で手間がかかります。
    ・金利タイプ(固定→変動)を変更する場合、将来的な金利上昇リスクがあります。


    労力に見合う効果があるかの判断基準

    『借り換えメリット(総返済額の軽減額)が100万円を超える』なら、十分に労力に見合うと判断できます。まずは金融機関のシミュレーターで簡単に計算し、判断材料にしましょう!


    \素敵な1日になりますように!/

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