不動産お悩み相談室

REAL ESTATE Q&A

  • 私が回答します

    投稿日
    2024/12/28

    佐脇孝明

    株式会社サワキタ不動産

    • 60代
    • 千葉県
    • 男性
    • 不動産会社

    戸建て住宅を売却する場合、どのような失敗事例があるかあらかじめ知っておくことが重要です。
    どのようなことが失敗でしょうか。
     1.売れないこと。売れない状態が〇〇か月以上続くこと
     2.安く買いたたかれること。
     3.売却後買主からクレームが入り、余計な費用がかさんだり、契約が無効になること
    であろうかと思います。

    1.について
    ある程度の金額で売ろうとしたら、3か月ぐらいはかかります。平均して6か月ぐらいに伸びているという統計もあります。逆にすぐ売れるようなら安すぎた可能性があります。

    2.について
    不動産の売却には、仲介によるものと買取によるものがありますが、買取は仲介より2割~3割安くなります。ピアノや自動車は買い取りが主流で仲介はほぼありません。よって、買取を希望される方が一定数いますが、わざわざ安く買われることもなかろうと思います。まず、仲介で始めて、買い手がどうしてもつかない場合には買取に切り替えるというやり方をお勧めします。

    3.について
    世の中は消費者保護が一般的です。不動産売買において消費者とは買主ですので、売主と買主では買主が有利になるような法律になっています。よって、揉めた場合、売主はその責任を負わねばならない可能性が高いのです。ですので、契約書には免責事項をきっちり書き込み、買主にきちんと説明して納得してもらう必要があります。仲介業者はこの義務を負いますが、そもそも仲介業者にすら説明していない場合、すべて売主の責任となる場合があります。何か気になることがあれば漏らさず仲介業者に伝えておくべきです。修繕の履歴等があれば、保証書なども準備しておいてください。

  • 私が回答します

    投稿日
    2019/04/02

    マンションナビ運営事務局

    マンションリサーチ株式会社

    • 30代
    • 東京都
    • マンションナビ運営メンバー

    不動産会社に相談する前に、事前に準備をしておくと安心です。
    自分の不動産は、いくらくらいで売買されているか相場を調べます。
    周辺環境も調べておきます。

    最寄り駅等の公共交通機関、学校や病院等の公共施設、スーパー等の商業施設までの距離を調べましょう。建物の外観や内装も大事です。

    築年数や建物の面積、間取りや生活動線の他、水周りの清潔感、雨漏りやシロアリの被害の有無も調べておきましょう。
    売買契約時に「瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)」があり、通常では気付かない欠陥や不具合が売却後に見つかったら、売主がその補修費用等と負担する事になります。後で慌てないよう事前にチェックしておくと安心です。

    立地条件も大切ですので、土地の形状、日当たりや風通りも把握しておきましょう。境界標が設置されているか等、敷地の境界をはっきりさせておく必要があります。

    不動産会社と契約後に売却活動を開始しますが、内覧の時には、とにかく部屋を「スッキリ」と見せる事が大事です。
    部屋の雰囲気を明るくして、自身も明るい対応を心掛けます。事前に準備した公共交通機関等の距離や家事をする上でキッチンの使い勝手や家事動線の良さ等をアピールする事も、早期成約の重要なポイントです。

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